暖かい気候に誘われて、久しぶりに実家周りをお散歩しました。
母は最近「庭で座り込んで作業に熱中していると、立ち上がる時にふらつく」と膝の不安定性を気にしているようでした。
思い起こせば母がヨガに通い始めたころは、祖父母の介護を経験した負担で膝に痛みを感じる状態でした。
階段で3階の当サロンまで上がるのは大変でしたが、ヨガの帰りはいつも「足が軽いわ~」と言って帰っていたので少し安心できました。
日常的に気を付けたいのは、まずは作業姿勢です。
ガーデンチェアを使用して、膝が強く曲がった状態で荷重すること、中腰で腹筋の緩んだ状態で腰が強に強い負担がかからないようにすることで膝が腰の負担を軽減します。
作業に夢中になっていると、膝や腰に負担になる姿勢をとってしまっているものなのですよね~。
立ち上がり時には、膝関節の働きを安定させる太もも(大腿四頭筋)をげんこつでトントン叩いてタッピングして「立ち上がる時にちゃんと働いてね~」と激励しておくとタイミングよく働いてくれて調子がいいですよ!
これも。夢中になっていると忘れがちなのですが、ね。
そして5年後10年後も元気にヨガに通ってもらうために、プレゼントに用意したダイソーさんの200円商品500グラムの重りを足首に巻いて、お散歩しました。
本来は1キロ以上程度の重さがあった方が効果があるかなと思いますが、まずは安心感をもって日常に取り入れてもらうため、一番軽いものからスタートです。
ズボンの裾を下ろすと、外からはほぼ分からなくなるので、恥ずかしくありません!
久々に1時間ほどのんびりお散歩して、帰宅後に重りを外すと「あら?足が軽く感じる」とのこと。
もちろん1時間装着していた重りを外したことによる「軽さ」でもありますが、「体幹+股関節+膝関節+足関節の連動性&安定性」が高まることで、普段と同じ動作をしても楽に感じるのです。
実際にヨガの立位の各ポーズでも、慣れてくると足だけでなくからだの中心へボディイメージがつながり、足だけの疲労感はあまり感じなくなります。
こうしたからだの使い方が、関節単体の負担を軽減し、コツコツ蓄積されて5年後10年後の未来に生きてきます。
5年後10年後も、大切にからだを使っていきましょう!
ごゆるりヨガ×アロマ整体サロン@中央林間